2009年1月27日

 レソト王国大使館はもとよりレソト王国そしてレソト国民であるバソト族についてあらゆる情報を皆様にご提供するため開設いたしましたこのオフィシャルサイトにようこそお越し下さいました。レソト王国大使館を代表いたしまして心より歓迎申し上げます。是非皆様に有効にご活用いただければと願っております。


 レソト王国大使館は、2007年8月9日、モホラビ・ケネス・ツェコア・レソト外務大臣の主宰により開館記念式典が執り行われ、正式に開館されました。式典には当時外務大臣を務めておられました麻生太郎現内閣総理大臣のご臨席を賜り、歓迎のご挨拶を頂戴しました。レソトと日本の関係が新たな成熟の段階に至った誠に誇らしい時でありました。レソトと日本は1971年に外交関係を樹立、当時大使館は設置されませんでしたが、両国は以来、実に長きにわたり友好関係を築いてまいりました。その間レソトは、食糧援助、医療・保健など数多くの分野にわたって日本から多額の無償資金協力(ODA)を受けてきました。最近では、教育分野における支援が大幅に増え、学校施設の建設に多大な貢献をいただいています。そうした支援は、学校の新設をはじめ既存の学校の施設改善など、具体的な形で実を結んでいます。またレソトの教育制度において地域社会に働きかけていくアウトリーチ活動においても、少なからぬ役割を果たしてきました。日本の援助は高く評価されています。


 また、レソト王国大使館と日本の民間セクターや非政府セクターとの協力も次第に増えてきました。レソトへの投資やレソト製品の販売に関心を示している日本の事業者も出てきております。大使館はこうした提案を大いに歓迎するとともに高く評価して、支援しております。さらに多くの取引申し入れに期待を寄せていますが、同時に、最初の参入者である事業者の方々は、未踏の荒野を切り開いてきたパイオニアであり、在京レソト大使館の記録にいつまでも特別な存在として残るでしょう。彼らは真の先導者です。またレソトにおいて社会支援活動の推進に先頭に立って取り組んできたNGOをはじめ数多くの非政府組織も同様です。そうした皆様に心より感謝申し上げます。このように育まれてきた皆様の関わりがさらに充実し発展していくことを祈念しております。


 私たちは引き続きレソトと日本の文化交流の拡大に努力してまいります。理解と愛の架け橋を築いていくことが大切です。理解と愛には境界はなく、自由な交流が制約されることなどないからです。愛はすべてに打ち勝ちます。愛すればこそ大切に思うものです。楽しいときも苦しいときも、友は友です。辛いときにもあなたは愛する人の支えとなります。在京レソト大使館は、レソトの人々と日本の人々の心の交流を図っていきたいと願っています。レソトの言語であるセソト語と日本語には構造も意味も驚くほど似ている言葉があることに気付いたある日本人の友人が、「人類の起源はアフリカにあることは異論のない事実だが、日本人は厳密に言えばレソトが起源ではないかというのも、説得力のある議論ではなかろうか」と、屈託なく述べたことがあります。私も、その和やかで友好的な気持ちに応えて、「おそらく従兄弟同士ではないか」と言いました。


 駐日レソト王国大使館は、オーストラリア、韓国、ニュージーランドおよびフィリピンも兼轄しており、これらの国でも友好を深めたいと願っております。


 最後に改めまして駐日レソト王国大使館を訪れる私の従兄弟の皆様、そして世界中の善意の人々に歓迎の意を表するとともに、ここで得られる情報が何らかのお役に立ち、皆様が2度3度と何回も足を運んでくださることを願って止みません。
レソト王国大使館
特命全権大使
モケレ・ランティエ・リカテ
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